まちなかに石造アーチ橋が20以上!
中島川遊歩道をぶらりインスタ夜散歩
王道の冬灯りスポット案内付き-1

まちなかに石造アーチ橋が20以上!中島川遊歩道をぶらりインスタ夜散歩

令和5年度都市景観大賞(景観まちづくり活動・教育部門)で国土交通大臣賞を受賞した長崎市では、長崎の歴史文化を生かした夜景まちづくりが進められ、市内にある様々な建造物や観光名所がライトアップされています。
日没を迎えると、街なかを流れ、長崎港へと注がれる中島川に架かる石造アーチ橋群がライトアップされ、情緒豊かに長崎の夜の街に彩りを添えます。
いちばん有名なのは日本最古の石橋とされる「眼鏡橋」ですが、ライトアップされるのはそれだけにあらず。繁華街で長崎グルメやお酒を楽しんだら、ぜひ中島川沿いの遊歩道をぶらり、夜散歩してみてください。日中とは異なる夜の灯りはとっても幻想的。旅の思い出が深まる “幻想的な映えポイント”をめぐる旅をぜひどうぞ!

中島川に掛かる橋

- 眼鏡橋 -

日本初の石造りアーチ橋。名前の由来は、橋とその川面に映った影が二つの円を描き“メガネ”に見えることから。1982年(昭和57年)の長崎大水害の際に一部損壊しましたが、現在は修復されて、観光はもちろん、地元住民の生活道路にもなっています。夜になるとライトアップされた橋が水面に眼鏡のように浮かび上がり、閑寂な雰囲気を漂わせます。

- 袋橋 -

眼鏡橋の隣に架かる「袋橋」は、石橋として最下流にある橋で、長崎市の有形文化財に指定されています。眼鏡橋に次ぐ、古い石橋であるという説もありますが、実は記録が多く残っておらず、架設年や架設者は不明。眼鏡橋を撮影するためのポイントにもおススメ。

- 東新橋 -

眼鏡橋より上流方面へ進むと現れる「東新橋」。かつてこの橋の東側に新橋町(現在の諏訪町)があったことから名づけられました。この橋は、水害によりこれまでに3度も流失しています。魅力は、見晴らしの良さ。石橋群と中島川、長崎の街並みの風情が見渡せて、夜景もバッチリ楽しめます。

 

- 芊原橋 -

自動車も通行でき、交通量も多い芊原橋(すすきはらばし)。一見「芋(イモ)」と読み違えそうですが「芊(ススキ)」です。以前は中紺屋町と今紺屋町をつなぐ橋として、中紺屋町橋、今紺屋町橋とも呼ばれていたそう。比較的交通量も多い場所なので、渡る際・撮影の際はお気を付けて。

 

- 一覧橋 -

一覧橋は、中国福建省出身の豪商で、唐通事(中国語の通訳)を務めていたという高一覧が明暦3(1657)年に架設した橋。青くライトアップされる姿は、ほかの石橋とちょっと違う世界観を感じます。橋のたもとに建つ光永寺は、かつて福沢諭吉が一時寄宿して蘭学を学んだ場所でもあるのだとか。現在の橋は昭和57年(1982年)の長崎大水害で流出した後、架けられたもの。

share

市民に聞いたとっておきの長崎

次に読みたい特集記事

当サイトでは、利便性の向上と利用状況の解析、広告配信のためにCookieを使用しています。サイトを閲覧いただく際には、Cookieの使用に同意いただく必要があります。詳細はクッキーポリシーをご確認ください。
ページトップへ